日帰り日記 -鎌倉-
序段
有休を入れ、連休をつくれたので、せっかくならどこかに行こうかと考えた。
どちらかというとインドア派であり、出不精であるがなぜか鎌倉か川越か、という選択肢が頭にあり、鎌倉を選んだ。
おひとり様旅というものだ。
寺院や神社に興味があるわけではない。ただ、呼ばれている気がした。
※良くも悪くも正直な感想を述べているので、読み進めるのであれば気を悪くする可能性があるかもしれない。ご了承を。
in 鎌倉
ここからは表題の通り、日記なので行った場所と経路を記しておく。
候補はあくまで候補であり、実際に行っていないところはある。
候補
明月院(あじさい寺) - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~ (trip-kamakura.com)
【拝観料】
高校生以上:500円
9時00分開門~16時00分閉門
個人的にはあじさい、というより丸窓が気になった。
HPを見た瞬間、心を奪われ、必ず行かなくては。と思ったほど。
冬に行ったので鮮やかな色どりはなかったが、丸窓から除く景色がとてもよかった。
春夏秋冬、変わりゆく季節を丸窓から通して観たい。
ここのために四季が変わったら行こうかと現段階では思っている。
・ca ca o鎌倉小町本店
MAISON CACAO 鎌倉小町本店 (メゾン カカオ) - 鎌倉/チョコレート | 食べログ (tabelog.com)
営業時間:10:00~18:00
前を通りすぎただけである。
なにやらこだわりのチョコらしいが、わざわざ鎌倉でなくてもいいかもしれない、と思ってしまった。
6時~21時
立派な鳥居、神社。
微妙な日に行ったにも関わらず人が絶えない。それほど人気なのだろう。
ゆっくり見るには少し人が多い。土日だったらもっとすごいのだろう。
本宮に入ったがなにもはしなかった。参拝者を眺めていた。
何を願っているのだろう、ぼんやりとただ人の流れを眺めていた。
すると祈祷が始まった。赤ちゃんを抱えた家族。子のための祈りだろうか。
きっと愛される、とはこういうことなのだろう。
・報国寺
【拝観料】:300円
抹茶(干菓子付): 600円
【拝観時間】:9:00~16:00
抹茶の受付は15:30まで。
鎌倉市浄明寺2丁目7番4号
竹の庭。
写真で見る分にはきれいだな、と思ったが実際歩いてみるとそうでもない。
上を向いてカメラをかざしてみるがいまいち。
竹の庭を観ながら茶菓子をいただくのも悪くない…とも考えたが、カップルが多くやめた。
前を歩いている二人の女性。とても楽しそうに写真を撮っていた。
帰り際に小鳥に出会う。少し嬉しくなった。
・東慶寺
宝物館・売店 9:00〜16:00
どうやら縁切り寺の意味があるらしい。
特に縁を切りたい人もいないので今回は行かなかった。
・小町通り
今の時代にあった店が並んでいた。歩く人々も若い世代ばかり。
ふらふらと歩いたが特に目ぼしいところはない。
強いて言えばしらす天ぐらい。食べていないが。
休憩がてらに入ったこのカフェはとても居心地が良かった。本を片手にしたい。
大通りを観れる席があるので人の流れを観ながらアップルパイを食べた。
このアップルパイが煮詰めすぎなのか、自身の舌がそもそもなのかとても甘い。甘党ではないので、合わせを珈琲にしてよかった。
(この珈琲も少し思うところがあったがこちらではよしておく。)
たまたまかもしれない。確かめるためにも、もしまた鎌倉へ行ったら訪れるだろう。そんな魅力がある。
道半ばでサウナがあるのには驚いた。鎌倉に来てまでサウナ?と思ったが鎌倉だからこそなのかもしれない。贅沢な使い方だ。
・佐助稲荷神社
鎌倉の隠里。
多くの鳥居をくぐるのが好きなため向かった。所々にいる狐の置物がかわいかった。
そしてここはペットのための場所としてもあるらしい。
そのため、向かう途中で犬を連れている人がいた。絵馬にもその願いが込められているものが多かった。
狐が好き、ということもあり、とても満足した。
・秋本
神奈川県鎌倉市小町1-6-15 アイザ鎌倉 3F
駅から歩いて徒歩3分程度 鎌倉駅から111m
お昼に食べようと思っていたが、微妙な日に行ったため臨時休業。
生しらすが食べたかったため、現地で他を捜索。
事前情報なしでとてもいいところを見つけた。席数は少ない。
しらす丼、小鉢、みそ汁、デザート…が付いて1210円。
味も申し分ない。行く予定だった秋本が臨時休業でよかったかもしれない。
気にしない限り通り過ぎる場所にある。とてもおすすめ。
・江の島シーキャンドル(展望灯台)
江の島シーキャンドル(展望灯台) | 観光スポット-江の島 | 藤沢市観光公式ホームページ (fujisawa-kanko.jp)
藤沢市江の島2丁目3-28
9:00-20:00(最終入場 19:30
思ったより遠かったので今回は行くことをやめた。
江ノ島電鉄乗って海沿いを行くのもいいかとも思ったが、それだけのために行くのは少しもったいないと、時間が少し足りないかと思った。
・紅谷
平日:9:30~17:30
土日祝:9:30~18:00
クルミッ子の味は知っており、好きなのでお土産に買おうとしたが、売切れていた。
なにやら修学旅行なのか、校外学習なのか学生を多く見かけた。
もしかしたらそのせいもあり、売切れてしまったのかもしれない。
店員さんが「大丸でも買えますので~」との案内をしていた。
しかし、本店で買う、ということに意味があるのだ。
・おてらCafe
神奈川県鎌倉市小町2-12-35 大路ビル 2F JR鎌倉駅から徒歩約6分
11:00~19:00
サイトには記載があるが、その場所にこのお店はない。
このご時世のこともあり、閉店してしまったのだろう。
・アルブルノワールヤクミ
アルブルノワールヤクミ (arbre noir YAKUMI) - 鎌倉/和菓子 | 食べログ (tabelog.com)
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-39
10:00~18:00
食べ歩きにいいかと思ったが、あんがごまあんだったということもあり、食べることをやめた。
ごまあんは独特な甘みがあり、あまり好きではない。
・いも吉館 鎌倉本店
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-9-21 トウセン鎌倉ビル 1F
「鎌倉駅」 東口 より 若宮大路を鶴岡八幡宮に向かって 徒歩約10分
10:00~18:00
お芋に特化したお店。
ちょっとした座るところも用意してあるので、ひとやすみがてらお芋のソフトクリームをいただいた。
どこのお店もソフトクリームというのは美味しいものだ。
・香下庵 茶屋
神奈川県鎌倉市山ノ内492
北鎌倉降りてすぐ
11:00-17:00
臨時休業とも、営業中とも看板がでていなかったので、初見での判断は少し難しいかもしれない。
なにやらそれほど営業しているお店ではないらしい。
つくづく和菓子にご縁がない日だった。
・さくらの夢見屋 小町通り
10:00-18:00
いわゆるインスタ映えのお団子というもの。
少し並んでいたのと、思ったよりチカチカしているお団子だったのでやめた。
こういうお団子を食べたいわけではない。あと、並ぶのが嫌だった。
・ミルクホール
現地でマップを開いて見つけた場所。こちらも臨時休業。
小町通りの裏通りにあるので雰囲気はゆったりとしていた。
こちらが開いていたらカフェロマーノは行かなかったと思う。
正直な話、このような観光地のカフェの食べ物、飲み物は値段の割に味は良くないと思う。
そう思うとどこにでもあるコンビニはすごいと思う。企業努力の賜物。
ルート
下記は事前予定。鎌倉駅で降りてからというルートだった。
・鎌倉駅下車
秋元でご飯。カカオでチョコを購入→
おてらCafe→小町通りぶらぶら(さくらの夢見屋)→
いも吉でアイス→アルブルノワールヤクミ→
佐助稲荷神社
反対側なので先の方がいいかもしれない。
・北鎌倉駅下車
・時間があまれば江の島シーキャンドル
候補2。おまけとして残しておく。
・鎌倉駅で降りて巡るか、北鎌倉で先にあじさい寺を済ましてからにするか。
・北鎌倉であじさい寺→鎌倉でご飯→稲荷→ 報国寺まで行く→小町通り→八幡宮
実際のルート
・9:50頃、北鎌倉駅下車
・11:30頃、鎌倉駅下車
四季菜でご飯。佐助稲荷神社→報国寺→
鳩サブレーをお土産に購入。
18時には鎌倉を後にした。
無駄なく効率的に、をモットーにしたルートだったため、思ったより時間が余った。
しかし、途中途中で座れるようなお店を見かけなかったため早めに切り上げた。
最後に
この辿ったルートは電車以外すべて徒歩だったため、とても足が痛くなった。
だが、歩いてわかる景色があるので後悔はしていない。
稲荷神社から報国寺に向かう道が一番距離としては歩いたが、鎌倉の住宅街や、橋から見えた川、鯉やカモなど、普段見る景色や動物達も違うように見え、考えさせられた。
神社と言えば御朱印か、集めてみようかとも考えたがやめた。
集めたからとて何があるのだろう、と冷静になってしまった。こう思った時点で無意味に集めるのは意味がない。それならまた訪れた方がいいだろう。
歩いている途中にあったタイ料理屋には(結構な大通りに構えていたのでなおさら)笑ってしまった。
確かに、鎌倉に住んでいる人にとっては嬉しいかもしれないが、観光で来ている人にとっては場違い感が否めなかった。
少し、京都に似たものを感じた。京都に行くには時間もお金もかかるが、鎌倉ぐらいであれば気楽に行ける距離なのでまた訪れてもいいかもしれない。
実はこういったことは初めてなのだ。本当に自身でもどういう風の吹き回しなのか戸惑っている。
どこかに行きたい気持ちは元々あったが、行動に移すをいうのは思っているより難しい。
これを機にまたどこかへふらりと行くのもいいだろう。
リフレッシュというよりは終始考える一日だった。
考えることは嫌いではない。少し日常から外れて考える日も悪くない。
次は江ノ島電鉄に乗って、もっとゆっくりとした一日を過ごそうか。この日記を頼りにまた計画を立てるのだろうか、そんなことを思いながら。